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No,71  


            IMG_000071.png ( 6 KB ) by しぃPaintBBS            
 
「いや己目ぇ悪くねぇけど」
「………これはPC用眼鏡らしいぞ…?」
「んだそりゃ?
…………どーでも良いけど腹減ったなぁ……ん?彼奴は?」
「……まだ眼鏡を選んでるな」
「………何で女の買い物って何でもかんでも時間かかんのかねぇ……
はらへったーーっっ」
「まぁもう少し待て
後で美味いもの喰わせてやる」
「なら待つ」
「……(わかりやすい)」
 
嵐簾太郎
2013/09/09 (Mon)


これ
 
JINS PC
 
完全にかたち無視ですけど……(´¬`)
嵐簾太郎
2013/09/09 (Mon)


▲ 

No,70  


            IMG_000070.png ( 4 KB ) by しぃPaintBBS            
 
「なんだよ」
 
嵐簾太郎
2013/09/09 (Mon)


拍手おへんじだよー
 
あわわっ
大分遅くなってすんませんっ
 
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+
 
「咲宮鏡花さま」
お返事遅くなってすんませんっ
ウチの凶悪面のゾロさんに癒しを求めて下さってありがとうございます(日本語おかしい)
かっこいいマリーモさんあんま描けてませんが
またちょぼちょぼ増やして行こうかと思っておりますですはい
拍手ありがとうございましたっ
嵐簾太郎
2013/09/09 (Mon)


ほそまっちょ
 
ではなく(・_・)
まっちょなまりーもさん(・∀・)ニヤニヤ
 
あれだよね
何であのシト達服着るといきなりすっげー細くなるんだろね
ぬぐとむきむきなのにね
明らかにあの服に入りきらない筈の筋肉はどこにいってんだろね
 
嵐簾太郎
2013/09/09 (Mon)


▲ 

No,69  

昨日の事なのだけれど


            IMG_000069.png ( 6 KB ) by しぃPaintBBS            
 
 
「なあよ」
「何だ?」
 
ゾロが足を止めたのにミホークも振り返って立ち止まった
 
「百均寄ってもいいか?」
 
大学からの帰り道
 
途中立ち寄ったデパートの中で
思い出したかのようにゾロが上を指差した
 
此処の七階に件の店があるからだ
 
「構わんが」
 
どうした?
と聞くと
ゾロは少し苦笑いを浮かべ
「ヘッドフォン買い行く」と短く答えた
 
別にその内容は至って普通なのだが
ミホークはその苦咲の意味を知りたくて
視線だけで説明を促しながらエレベータの七階のボタンを押した
 
片面に大きな窓があり
ガラス張りになった壁の向こう側の景色が
下方へと遠ざかる
 
「こないだ迄使っていたのはどうした」
「壊れた」
「……」
 
ヒャクエンあればヘッドフォンも買える世の中なのかと
ミホークはぼんやり思いながら
普段目にする事の無い動きで
普段見る事の叶わない家々やビルの屋根を見下ろす
 
「昨日」
「ん?」
「だから昨日」
「あぁ」
 
昨日壊したわけか
 
そう納得するミホークの横で
ゾロは階数の番号が書かれたランプが
ゆっくりと数字を移動して行く様を見ていた
 
 
 
ずっと使っていたヘッドフォンは
プラスチック部分が総て白色で
ゾロは結構気に入っていたのだ
 
百均で手に入れた物だったから
音質的には期待していなかったものの
いざ聞いてみるとコレが莫迦にならない代物で
 
わざわざ高い金払って迄良い物を買わずとも
特に耳が肥えてる訳でもない己程度ならば
これでも十分イケルとほくそ笑んだのだった
 
それが昨日
 
リビングでラップトップから音楽を聞いてた時
珈琲でもいれようかと立ちあっがた瞬間に
誤ってコードを踏みつけてしまい
 
ヘットフォン本体の根元から
ぶちっ
とコードを抜いてしまったのだ
 
ぷららんと情けなく項垂れたコードを持ち上げ
剥き出しになった銅線と
ただのプラスチックの塊と化してしまったヘットフォンを見比べ
 
自分にしては珍しくかなり落ち込んだのだった
 
 
 
「成る程な」
「…………笑ってんなよ」
「いや……すまん」
「っち」
 
PC係や周辺機器系の物がずらりと並んだ棚辺りを歩きつつ
横で咲みを浮かべる男を睨む
 
己だとて間抜けだとは思うのだ
 
しかしやってしまった事はもう戻せない
 
自分の迂闊さを悔やみながら
壊れてしまったヘッドフォンと同じ貌の物を手に取った
 
「他に買うものはあるのか?」
「いや特にねぇな」
 
ならさっさと会計を済ませてしまおうと
レジに向かって歩いて行く
 
その途中で「あ」と
またもゾロが立ち止まったので
今度は何事だとミホークも振り返った
 
「いや…コレ」
「ん?」
 
女性が髪を括るのに使うのだろう
髪飾りやゴムと謂った物が置かれている棚の前でゾロが手にしたのは
 
縁取りに白いレースのフリルがあしらってある
美しい紅いリボンだった 
 
「彼奴に似合ねぇかな」
「ふむ」
 
彼奴とは謂わずもがなゾロの婚約者の事だろうと
ミホークも脳内でその少女の姿を思い描く
 
ふわりと風を受けて揺れる長い明るい色の髪に
その紅いリボンは良く映えそうだった
 
「良いのではないか?」
「そうか……じゃぁ買ってってやるかな……」
 
ゾロも同じように少女の事を思い出しているのだろう事は
その表情からも見て取れた
 
だが「あっ」と何かに気付き
次には少し困ったようにミホークを見上げる
 
「どうした」
「彼奴こんな安物なんかいらねぇっつーかなぁ」
「…………」
 
確かにそうかもしれんなとミホークも考え込む
 
婚約者の少女は
我が侭で性格が捻くれていて素直じゃなくて……
(そこが可愛いのかもしれないが)
 
兎に角厄介な娘なのだ
 
だがしかしと思い
ミホークは己より大分下の方にある碧の頭にぽむっと手を乗せて
わしゃっとかきまぜた
 
「おいっ」
 
慌ててその手から逃れようとするゾロに
「買ってやれば良いではないか」と謂ってやる
 
「お前から貰った物ならばあの娘も大切にするだろう」
 
その言羽にじっとミホークを見上げていたゾロも
「そうだな」と答えて小さく咲った
 
そうしてヘッドフォンとリボンを片手に持ち
レジへと向かったのだった
 
 
 
 
帰り道
 
「あの娘は今日も来るのだろう?」
 
とミホークが謂うのにゾロがこくんと頷く
 
「五時頃にゃぁ来るってよ」
「そうか……何か甘い物でも買っておくか」
「おー……そーだな……何にするよ」
「何でも良い」
「んじゃぁ……ドーナッツにでもすっか」
「そうだな」
 
時計を見ると四時になろうとしていた
 
これからドーナッツ屋に行き
凡そ二人には似つかわしく無いだろうファンシーな食べ物の前で
「何が良いのかわからん」とああだこうだ謂いつつ選び
 
マンションに帰りつく頃には半を少しまわった頃かと
二人の男はのんびり考える
 
少女が来るまでの間
飼い犬と飼い猫を撫でつつ
二人だけの時間をぼんやりと過ごすのもまた
 
それはそれで楽しみなのだった
 
 
嵐簾太郎
2013/08/28 (Wed)


「それはある日の事だった」
 
の二人(・_・)
 
彼等あまりにも久し振りに書いたから
どう謂う設定だたか忘れてしまった……(´¬`)
まぁいいか(´¬`)
そして絵が全然内容と関係ないのも気にしない(´〜`)
 
拍手ありがとうございますっ
お返事はまたそのウチやります……遅くてすんません
嵐簾太郎
2013/08/28 (Wed)


▲ 

No,68  


            IMG_000068.png ( 5 KB ) by しぃPaintBBS            
 
 
 
「なぁ」
 
と謂えば
 
「何だ」
 
と答える
 
「アレはよ」
 
と続ければ
 
「ふむ」
 
と頷く
 
 
 
 
 
他愛もないモノに
無駄だとわかっていながらも
 
ほろりと崩れ落ちるような
 
幸福感と
寂寥感を
抱く
  
 
それが
あまりにも酷くて
 
最早
 
言羽にも
出来ない
 
 
嵐簾太郎
2013/08/18 (Sun)


▲ 

No,67  


            IMG_000067_1.png ( 6 KB ) by しぃPaintBBS            
 
「ぁあ?」
「ん?」
 
嵐簾太郎
2013/08/07 (Wed)


 
「ぎよあぁあああぁあああ!!!!!!!」
 
 
「何だお前か」
「どうしたおかしな聲を出して」
「いやいやいやっっ
アタシは何も見てないっ
何も見てないっ
いや何も見なかったっっ」
「はぁ?」
「何だ?」
「良いっわかったっ理解したっっ
もう好きにしてくれっっ
じゃっっっアタシはコレでっっっ」
「ちょっと待て」
「うむ」
「ってぇっっスカートひっつかむなぁ!!
変態かっそうかほ○な上に変態かっっっ」
「おいこら」
「………」
「離せぇええっっアタシは健全なか弱い女子でいたいんだぁあっ」
「……………何か意味わかんねぇけど……………でもコレおもしれぇな」
「……………ふむ」
「ひぎゃぁああああ!!!!!!
だから抱きつくなっっ
ひっつくなっっ肉肉しいわっっっ
つか硬てぇええっっっ」
「本当うるせえ奴」
「………まったくだ」
「汗臭いっっっ気持ち悪いっっ
とにかく耐えられんっっっ
誰か助けてくれぇえああああああああああっっっっっっっ(雄叫び)」
「はっはっはっは」
「………」
 
 
 
同じオチに行き着く…と(・_・)
嵐簾太郎
2013/08/07 (Wed)


幽霊姫 
 
の扱いが酷過ぎる(笑)
と謂うか言動がもはや女子ではない(´-`)
コレだけ読むと「アタシ」を「己」に変換したら
完全に男三人の会話に読めるって…………
 
ねっ(´-`)
嵐簾太郎
2013/08/07 (Wed)


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